2012年09月24日

蕪村顕彰俳句大学 第5期講座 入賞句一覧

「一般の部」                
     ○大阪府知事賞
           肩車され向日葵と向かひ合ふ          堺市  大塚 直子
    ○大阪市長賞
           白髪のかがやく人のアロハシャツ        堺市  斎藤 摂子
    ○学長賞
            野遊やときどき水に手を浸し           宝塚市  山田美恵子
             前山も丸ごと寺領青嵐              橿原市  井上冨士江
            語り部を継ぎたる人と原爆忌           奈良市  遊田久美子
 ■佳作
語り部の沖見つめゐる麦藁帽 上原 悦子
 籐寝椅子みな海に向け島の宿 金谷 節子
 大茅の輪くぐり山気をくぐりけり 小林 成子
 黒南風や実物大の特攻機 真殿 律子
 遠雷の雨一閃を枕辺に 瀧本 和子
 鳥ごゑの豊けき湾処梅雨に入る 中川 晴美
 魚町や材木町や祭笛 井村 啓子
 手振りよき人に従ひ盆踊 家治 綾子
 前菜の蓋は橡の葉夏料理 大庭みつゑ
 奈良坂に醤油の香る走り梅雨 田中せつ子
 病む父に風鈴の窓開けにけり 山本 耀子
 瑠璃いろの天満切子や祭く 永島 文夫
 西日さす畳に犬のぬひぐるみ 田中 文治
 夕薄暑自転車を乗せ渡し舟 助口 もも
 淀川の上げ潮匂ふ梅雨入かな 渡辺 政子
 父の日や子らそれぞれに酒提げて 上西美枝子
 はかどらぬことの幾つか梅雨に入る 小谷  愛
 縄張りしのみの磐座木下闇 井上冨士江
 嬰の手のなんでも握り水温む 真殿 律子


「児童生徒の部」
    ○大阪府知事賞
       ざわざわと夜がうごめく夏祭り        神路小学校六年   綾野 大空
    ○大阪市教育委員会委員長賞
      ザリガニがピチャピチャ水をかけてくる    鷺洲小学校二年   鹿山 沙瑛

 ■佳作

 5期「児童生徒の部」佳作.GIF
 


「講師推薦賞」
    ○朝妻 力推薦(一般の部)
       大川の風の艶めく花のころ            竹森 静雄
       梅花藻の揺れていよいよ水涼し         宮田 かずこ
       梅花藻の揺れていよいよ水涼し          上和田玲子
    ○山尾 玉藻推薦(一般の部)
       子が足で地に円描ける夕薄暑         津嶋 礼文
       矢車の鳴る出棺となりにけり          香月 英男
       巣燕の下をゆつくり猫過ぎし          橋本  紘
    ○浅川 正推薦(児童・生徒の部)
 5期「講師推薦賞 児童生徒の部」浅川正講師.GIF


「国際俳句蕪村賞」
    ○大阪府知事賞
       夕立の中来るバスは潜水艦           ロマキナ・イリーナ (ウクライナ)
    ○大阪市長賞
       畑土に罅われはしる大夕焼           ミッシェル・グロス  (フランス)
    ○学長賞
       打ち出され海に散りゆく花火かな        廖 宸暐  (台湾)

 ■佳作
   5期「国際俳句蕪村賞」佳作.GIF
                                                    (以上)
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2012年03月27日

蕪村俳句大学 第4期講座 入賞句一覧

「一般の部」                   
 ○大阪府知事賞
  短日の大きな河を渡りけり        野澤 あき 
 ○大阪市長賞
    同姓の続く村道注連飾          吉田 晶子
 ○大阪市長賞
    息白きことのうれしき子供かな     真殿 律子
 ○学長賞
         凜と紅凜凜と白梅ふふむ         吉村 絹子 
 ■佳作

      娶り唄島に絶えたり鰯雲           原田タキ子
       もがり笛灯のなき家に帰りけり        郡  明雄
      妓王忌の藁灰を足す春火鉢         渡辺 政子
      やはらかき光の中に初雀          瀧本 和子
      思ひ出は水湧くごとし雛の夜        中村 芳子
      ふる里の春へ切符は自由席         宇利 和代
      神池に大鯉ぐらり水温む           堀江 信彦
      湖の船に灯の入る秋しぐれ          阿久根良一
      陸橋の八方に階いわし雲           松井 倫子
      人寄れば焔ふたたび除夜焚火       山本 耀子
      足摺の沖の明るし石蕗の花         西田  洋
      不動尊在す巖の氷柱かな          宮本美恵子
      次々に海に飛び込む海女の足       家治 綾子
      立春の音立てて拭く窓硝子         井村 啓子
      小春日の六人乗りの乳母車         冨安トシ子
      石組みに沿うて石蕗咲く乾門        斎藤 摂子
      降り続く雪に加減のなかりけり       宮本美恵子
      極月の木屑をふやす彫師かな       吉村 征子
      パソコンの壁紙に貼る雛人形        森田 松代
      一人なる一人の音の年用意         助口 もも

  「児童生徒の部」                   
 ○大阪府知事賞
 
      春一番市場でせりがはじまった      横堤中学校二年    川嶋 仁人
 ○大阪市教育委員会委員長賞
 
      ちゃんちゃんこえりを合わせて星を見る  神路小学校四年   坂巻 星来
 ■佳作
      公園のベンチでランチ春近い          横堤中学校二年     尾桐 梨子
      なぜかしら全力疾走寒明だ           横堤中学校二年     谷  眞子
      カーネーションいつも言えないありがとう    南高校一年      阪下 有樹
      泣き顔の子とすれ違う冬の暮        咲くやこの花高校二年 柏木 彩香
      白い息君の歩幅で歩く夜           咲くやこの花高校二年 木原 実佑
      白い息くらべあいする帰り道         咲くやこの花高校二年 栗岡 里実
      マフラーに巻かれてバスをまちぼうけ   咲くやこの花高校二年 菅野 雄真
      手袋の片方捜す帰り道            咲くやこの花高校二年 舛見 奏絵
      リスたちがはしゃいでいるよ雪の中     神路小学校四年     山本 果林
      落ち葉たき近づきすぎて赤くなる      神路小学校四年     豊岡 空青
      豆なげてかめんはずれたお父さん     敷津小学校四年    酒田 両馬
      暗やみの山登り来て初日の出        神路小学校五年    田中 月捺
      しもやけをこすりあわせる帰り道       神路小学校五年    福谷 宙大
      春の風胸が高鳴るクラス分け        淡路中学校一年    花村 麻生
      明日まで残っていてね雪だるま       勝山中学校二年    小島 里奈
      みんなより大きくつくる雪だるま       鯰江東小学校三年   豕瀬 七摘
      夏休みどきどきわくわくきもだめし     鯰江東小学校三年   川野 健太
      早起きをアサガオよりもはやくする     鯰江東小学校三年   柴田  隼
      ひまわりの花に向かってこんにちは    鯰江東小学校三年   濱アクレ愛
      雪だるま四つならべて家族だよ       鯰江東小学校三年   丸山 望花

「講師推薦」                   
 ○朝妻 力推薦(一般の部)

      石蹴りの円の残りて暮早し            大庭 みつゑ
      くれなゐに三室の山の初時雨          小林 伊久子
      小春日を折れて人縫ふ力車かな        播广 義春
 ○山尾 玉藻推薦(一般の部)

      短日の書棚に戻す三国志           田中 文治
      太箸を上手につかひ姉となる         小林 成子
      旅鞄夫にまかせて青き踏む          上原 悦子 
 ○立村 霜衣推薦(一般の部)

       美しき山河を綴る初暦              小林 壽雄
       すれ違ふ人のまとひしどんどの香      羽渕 幸子
       銀杏黄葉たのしむやうに散つてをり      井上 冨士江
 ○浅川 正推薦(児童・生徒の部)

     ランドセル棚に飾りて春を待つ       咲くやこの花高校2年 柏木 彩香
     桜の下キラキラ笑顔の新入生       神路小学校5年     阿佐 瑞花
     エンジンの音谺する冬の夜         咲くやこの花高校2年 西田 直子
     桜咲け妹が待つ入学式           勝山中学校2年     吉田 佳子
     大好きな洋服出して春を待つ       咲くやこの花高校2年 村尾 美夕
     ランドセルぴかぴかひかる一年生     鯰江東小学校3年   加藤 颯真
     スズムシがリンリン鳴くよ星の夜      鯰江東小学校3年   木原 滉太
     はらはらと落ちる落ち葉のかみかざり   鯰江東小学校3年    西川安佳里
     どんぐりはすてきな木から落ちてくる   鯰江東小学校3年   近藤 夏芽
     赤とんぼ夕焼け空と同じ色         鶴見小学校5年     和平 耐志
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蕪村俳句大学 第4期講座 入賞句@

「一般の部」入賞作品    
                  
 ○大阪府知事賞

      短日の大きな河を渡りけり            野澤 あき
  
 ○大阪市長賞

      同姓の続く村道注連飾              吉田 晶子

 ○大阪市長賞

      息白きことのうれしき子供かな         真殿 律子
 
 ○学長賞

      凜と紅凜凜と白梅ふふむ             吉村 絹子
  
 ■佳作

      娶り唄島に絶えたり鰯雲             原田タキ子
      もがり笛灯のなき家に帰りけり          郡  明雄
      妓王忌の藁灰を足す春火鉢           渡辺 政子
      やはらかき光の中に初雀             瀧本 和子
      思ひ出は水湧くごとし雛の夜           中村 芳子
      ふる里の春へ切符は自由席           宇利 和代
      神池に大鯉ぐらり水温む             堀江 信彦
      湖の船に灯の入る秋しぐれ            阿久根良一
      陸橋の八方に階いわし雲             松井 倫子
      人寄れば焔ふたたび除夜焚火         山本 耀子
      足摺の沖の明るし石蕗の花            西田  洋
      不動尊在す巖の氷柱かな            宮本美恵子
      次々に海に飛び込む海女の足          家治 綾子
      立春の音立てて拭く窓硝子            井村 啓子
      小春日の六人乗りの乳母車            冨安トシ子
      石組みに沿うて石蕗咲く乾門           斎藤 摂子
      降り続く雪に加減のなかりけり          宮本美恵子
      極月の木屑をふやす彫師かな          吉村 征子
      パソコンの壁紙に貼る雛人形           森田 松代
      一人なる一人の音の年用意             助口 もも
                                          (以上)
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