◆更新情報◆

2012年12月06日

いよいよ12月「句会講座」が始まります

NPO法人近畿フォーラム21主催
       蕪村顕彰俳句大学 事務局


 今年の暮れも迫って参りましたが、皆さんもご健勝の事と拝察致します。
第6期「蕪村顕彰俳句大学」12月講座が始まります。
 
 まず、12月10日(月)午後1時から朝妻力講師のもとで、いつもの追手門学院大阪城スクエアで開講します。
 次いでの「句会講座」は、山尾玉藻講師のもとで12月21日(金)午後1時から開講いたします。
「句会講座」は 3年目を迎えた受講生の学習熱意が一段と高まって、素晴らしい俳句が沢山作られて居ります。事務局としては本当に感動しております。

 さて、前回11月29日の山尾玉藻講師による「句会講座」がおこなわれましたが、「あなたの俳句、それで大丈夫ですか?」という講演が注目を集めました。
 俳句愛好家の方にも、お役に立つものと思いますので下記に掲載します。



              「あなたの俳句、それで大丈夫ですか?」     
                                          講師・山尾玉藻

@ 意図する内容が解り切ったもの平凡なもの、所謂常識ではありませんか?
  これまである俳句とよく似た形(類型)よく似た発想(類想)のものではありませんか?

A 一句はもの(具象、名詞)で十分と言っても過言ではないのです。
  ものが発するイメージは無限であり、どんなに多くの言葉を尽しても、もの(具象)に勝る
  ものではありません。
  多くの言葉の力を借りるのではなく、ものを提示して主張していますか?

B 俳句はもの、そして動詞だけで十分です。
   俳句は基本的に一 句一動詞と言われ、動詞(用言)の多用を避けるべきです。
  修飾のし過ぎではありませんか?
  形容詞、主観の過多ではありませんか?
  あれもこれも言っていませんか?

C 一句には独立性、垂直性(言い切り)が求められます。
  切れ字が不足していませんか?

D こうして、ああして、こうなったと言う内容の事柄俳句、報告俳句ではありませんか?
  単に珍しい事物や事柄を興味本位で並び立てる取材趣味ではありませんか?

 俳句は無限に引き算、その果てに掛け算に転ずる詩型です。
 多くを語らず、更に無頼に、滑稽に、諧謔に展開すること、これが俳句の理想です。
 あなたの明日の俳句が少しでも理想に近づけるよう、お手元の俳句を再度チェックし
 てみて下さい。



 序でながら、11月29日「句会」の「秀句」を掲載します。

   ◆ 人悼みをれば時雨のきらきらと     天谷 翔子
   ◆ しぐるるや猫車ゆく沈下橋        西畑 敦子
   ◆ しぐるるや艪波に乗れる鳰        山本 耀子
   ◆ 波の上の舟屋百軒夕時雨        加藤 廣子
   ◆ 炮烙に豆を均せる夕しぐれ        蘭定かず子
   ◆ 十津川の吊り橋を渡りくる時雨      郡  明雄
   ◆ 着せ替への女菊師の胡坐かな      前田  忍
   ◆ 草の名を母に教はる小春かな      藤田 美那子
                                                   


posted by 蕪村顕彰俳句大学事務局 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ご挨拶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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