◆更新情報◆

2012年11月22日

ウクライナから「国際俳句蕪村賞」受賞の喜び

NPO法人近畿フォーラム21主催
       蕪村顕彰俳句大学
学長 川原俊明


 NPO法人近畿フォーラム21主催の講座「蕪村顕彰俳句大学」は、既に開講以来3年目を迎えました。当「蕪村顕彰俳句大学」では、「句会講座」と4年後に迫った「蕪村生誕300年記念事業」、それに新たに創設した「国際俳句蕪村賞」による「国際俳句交流」活動の、併せて3活動を進めております。

 今年5期を終えた「蕪村顕彰俳句大学」では、受講生の作品や海外からの応募作品を選考して表彰する式典を、今年の9月23日に行いましたことは、既にご報告させて頂いております。

 この中で「世界で最短の詩」である俳句文化通して国際俳句交流と大阪生誕の与謝蕪村を世界に広める活動を始めたところ、フランス、ウクライナ、台湾から俳句作品の応募があり、上記の表彰式で優秀作品に「国際俳句蕪村賞」を授与いたしました。

 「蕪村顕彰俳句大学」では、「国際俳句蕪村賞」の受賞者に「賞状」をお送りしました。そうしましたら、同賞の大阪府知事賞を受賞されたウクライナのロマキナ・イリーナさんから「お礼のお便り」を頂きました。

 また、ウクライナと私たちとの交流仲介の大役を果たし、今回出句して頂いた作品に「佳作賞」を受賞されたウクライナ・キエフ国立大学助教授 シェフツォバ・ガリーナさんからも、「ウクライナで盛んになっている俳句クラブ」の貴重なメッセージを頂きました。

 海外で「俳句に関心が集まっている状況」は、それとなく伺っておりましたが、お二人のお便りを頂いたことで、当「蕪村顕彰俳句大学」としても、大阪から「国際俳句交流」を積極的に発信して行かねばならないと改めて決意した次第です。

 そこで、ウクライナからの感動の「お便り」を下記に掲載させて頂きます。


 ◆<ロマキナ・イリーナさんからのメッセージ>
 日本の大坂で開講されております講座「蕪村顕彰俳句大学」の「国際俳句蕪村賞」のコンテストに参加できる機会を与えていただき、まことにありがとうございました。
 しかも、わたしが「国際俳句蕪村賞」を受賞出来ましたことには、こんなうれしいことはございません。ウクライナまで「表彰状」をお送りいただきまして感謝しております。
 私が俳句の好きなところは、「こんなに数少ない言葉で、こんなに深い感情を表すことができる」ということです。
 俳句は「墨絵」に似ていると思います。筆の3−4だけの動きで、色々な美しい景色を画くことができるからです。
 私は、長い間日本語を勉強しています。日本語は、他の言語と全く違うと思います。
 ウクライナで日本語を学習できることを非常にうれしく思います。
 ですから、今回日本の「蕪村顕彰俳句大学」のコンテストで「国際俳句蕪村賞」を受賞したことを知らされたとき、私の大好きな先生のことを想いました。
 ナターシャ先生とガリーナ先生のお二人です。お二人は私に「日本語と俳句のおもしろさ」を教えてくださいました。先生たちと出合うことができて、非常に嬉しいです。
 受賞のお祝いに友達といっしょにお酒を飲まなければならないと思いました。そして、祝杯をあげました。
 本当にありがとうございました。
                                    ロマキナ・イリーナ

 ◆<ウクライナ・キエフ国立大学助教授 シェフツォバ・ガリーナさんからのメッセージ>
 私たちは、もう5年ぐらい前からウクライナのキエフで、「俳句クラブ」を作りました。そこから、「俳句という芸術」がウクライナで広がるようになりました。
 驚いたことに、沢山のウクライナ人の間では、ソ連時代のうまい文学の俳句翻訳を例として、ウクライナ語とロシア語で「俳句のような短い詩」を書く経験があったというのです。
 その人たちと、何も書かない、でも俳句に興味がある人も集め、今「俳句クラブ」の活動を進めています。
 最近、私が大阪の「蕪村顕彰俳句大学」に参加出来るようになり、とても嬉しいです。私たちと日本の俳句クラブや俳句が好きな人との関係が出来ることは、とても大事だと思います。その関係があると、ウクライナの「俳句クラブ」の活動は、いきいきとしてきます。
 今年の9月「蕪村顕彰俳句大学」で「国際俳句蕪村賞」のコンクールがあり、そこで受賞したことが、私たちの俳人のエネルギーが増して、以前より「日本語俳句への関心」が大きくなりました。  
 なんとか、はっきり見える目的があらわれると、何でもやる希望が大きくなると思いますね。その上、大阪を通じて、違う国の俳人からの情報も得られるし、とてもいいと思います。
 でも、一番大事なことは、大阪の俳句グループと知り合いになることだと思います。大阪の俳人や俳句が好きな方は、みんなとても明るくて、優しい方ばかりで、その人たちからいろいろ勉強するべきものがたくさんあるということです。
 これからもどうかよろしくお願い致します。
                                  シェフツォバ・ガリーナ
                                                 (以上)


posted by 蕪村顕彰俳句大学事務局 at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際交流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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