2013年02月15日

政府から「国際俳句交流事業」推進に画期的ご支援

蕪村顕彰俳句大学
学長   川原 俊明

 NPO近畿フォーラム21主催の講座「蕪村顕彰俳句大学」は、来る3月24日(日)に開催する当大学第6期の「蕪村顕彰俳句大学の表彰式」で、「句会講座」出句作品と海外からの応募作品の優秀句に対して、表彰状を授与致します。



 こうした中で、慶事がありました。というのは、同表彰式に向けて、政府(外務省所管)の外郭団体:独立行政法人「国際交流基金」から、表彰式の「後援名義使用」と「国際交流蕪村賞に国際交流基金理事長賞の交付」が、承認されました。ご報告致します。
 これは、講座「蕪村顕彰俳句大学」と「蕪村生誕300年事業委員会」のこれまでの実績が認められ、特に第5期講座から始めた諸外国との俳句文化交流推進事業が評価されたことから、「表彰式の後援」と「国際俳句蕪村賞に理事長賞」授与が承認されたのです。

 政府から、我々が推進している「俳句文化交流推進事業」認めて、支援して頂くことになったことは、正に画期的であり、歓喜なことで御座います。




 ところで、独立行政法人「国際交流基金」(英語名:Japan
Foundation)は、日本の外務省が所管する独立行政法人の一つです。1972年に設立され、理事長は、安藤裕康氏。

 同法人の概要は、<「国際文化交流事業を総合的かつ効率的に行なうことにより、我が国に対する諸外国の理解を深め、国際相互理解を増進し、及び文化その他の分野において世界に貢献し、もって良好な国際環境の整備並びに我が国の調和ある対外関係の維持及び発展に寄与することを目的とする(独立行政法人国際交流基金法第3条)」

文化芸術交流、海外における日本語教育、日本研究・知的交流、調査研究・情報提供を行っており、国内に京都支部を、海外21ヶ国に海外事務所23ヶ所を持つ。高円宮憲仁親王が職員として勤務していたことでも知られ、日本の国際文化交流の拠点となっている>ということです。(参考:ウイデェペキア)


 これにより、「蕪村顕彰俳句大学」は、「句会講座」と共に「蕪村生誕300年記念事業」と併せて、全国は勿論、世界に対して「大阪蕪村俳句文化振興」の発信を進めますが、今回の承認により更に「国際俳句交流事業」の世界への展開が一層進展出来ることになりました。
 これからは、「表彰式時の後援」だけでなく、「蕪村顕彰俳句大学」講座と「蕪村生誕300年記念事業」に「常時後援」のお願を申請したいと考えて居ります。


 政府の「国際交流基金」の支援を得たことにより、既交流先のロシア。フランス、ウクライナ、台湾に続いて、アメリカ、イタリー、ドイツ、ブラジル等、新しい「国際俳句交流先」との「絆」を結ぶ交渉を積極的に進めて参ります。



 ところで、今回の第6期表彰式での「国際俳句蕪村賞」には、ロシア。フランス、ウクライナ、台湾の「応募作品」の優秀句に「大阪知事・大阪市長・当学長」名と、今回承認された「国際交流基金理事長」名による賞状を授与致します。
 講座「蕪村顕彰俳句大学」表彰式の「ご後援」と「国際俳句蕪村賞」に「国際交流基金理事長賞」の授与が出来ることに、改めて深くお礼を申し上げます。

 政府から画期的なご支援を得たことにより、講座「蕪村顕彰俳句大学」の活動と、「蕪村生誕300年記念事業」に基づく「国際俳句交流」が、益々盛んになりますよう努力をして参ります。


 どうか、国内は勿論、世界の俳句愛好者の方々に、「日本伝統俳句文化振興」のご支援・ご協力を切にお願い致すと共に、特に諸外国の方には「国際俳句交流」の「絆」を新たに結んで頂きたく心から期待をしております。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

ご報告とお願いまで。  2013.2.7
posted by 蕪村顕彰俳句大学事務局 at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際交流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月02日

俳句交流」のロシアからお便り〜ロシア語俳句コンクールについて〜

国際交流基金モスクワ暫定事務所
(モスクワ日本文化センター)
坂上陽子

 ロシアは詩を愛するお国柄で、家族間で誕生日などに詩を書いてプレゼントすることも珍しくありません。世界一短い詩である「俳句」に対する関心も高く、ロシア語で俳句を作る愛好家もたくさんいます。

 ロシア語俳句ですから、日本の俳句とは異なったものですが、ロシアの俳句愛好家たちは、少しでも日本の俳句に近づきたいと、日本の俳句や俳句理論に高い関心を持ち、日本の俳人たちとの交流を強く願っています。



 ロシアで初めてロシア語俳句コンクールが実施されたのは、1999年です。その時の主催者は、在ロシア日本国大使館と「論拠と事実」紙で、「論拠と事実」紙上で募集されました。

 ロシア各地より、1万句以上の応募があり、大変盛況だったと聞いております。その後、しばらくコンクールはなく、第2回全ロシア俳句コンクールが実施されたのは、10年後の2009年です。

 在ロシア日本国大使館とロシア語俳句雑誌「ハイクメナ」との共催で、「論拠と事実」紙のサイトで募集され、約5000句が集まりました。国際交流基金モスクワ暫定事務所(モスクワ日本文化センター)は、2010年の第3回から、共催者として参加しています。

 第3回からは、俳句コンクール専用サイトを開設し、サイト上で募集しています。以後、第4回、第5回も同様です。


 第3回全ロシア俳句コンクールでは、約3000句の作品が集まりました。ロシア国外からの応募も多いため、2011年の第4回からは、コンクールの名称を、「国際ロシア語俳句コンクール」に改称しました。

 第4回は、約3500句の応募がありました。2012年の第5回国際ロシア語俳句コンクールでは、月刊俳句誌「炎環」編集長の俳人吉田悦花さんをゲストとしてコンクール表彰式にお招きしました。
 日本から俳人をお招きし、ロシアの俳人たちと吟行などのイベントを実施できるようにと、例年12月に実施していた表彰式をモスクワで黄金の秋を迎える季節の良い9月に繰り上げ、募集時期も繰り上げました。

 そのため募集期間が短くなったこともあり、応募総数は約2500句にとどまりましたが、表彰式には、ロシア内の各都市からのみならず、台湾、ウクライナなどの海外からも参加者があつまり、吉田悦花さんと、有意義な交流会が行うことができました。
 吉田さんも、ロシアでこれほど俳句に関心が持たれていることに驚き、またロシアの皆さんが熱心なことにも驚いていらっしゃいましたが、とても楽しんでくださったようでした。


 また、同じく2012年には、さらに日本から俳人をお迎えする機会がありました。モスクワでの図書展に参加するために、「国際交流基金」から、作家で俳人でもある川上弘美さんと俳人協会理事、「澤」主宰の小澤實さんがモスクワとサンクトペテルブルクに派遣されました。

 この機会を利用して、モスクワ及びサンクトペテルブルクで俳句交流会を実施しました。モスクワでもサンクトペテルブルクでも、集まったロシアの俳人たちは、日本の俳人との交流の機会にとても喜び、俳句に関する疑問、悩みについて、小澤さんや川上さんと熱心に話し合いました。

 川上さんも小澤さんも、ロシアの俳人たちの熱心さに驚いていましたが、「自分たちが書いているロシア語俳句は俳句と呼んでもいいのだろうか」という彼らの日頃の悩みに答えて、「悩むことなく、このまま、自分たちの道を歩み続けて欲しい」と、ロシアの俳人たちに励ましの言葉を贈りました。

 日本の俳人との交流が、ロシアの俳句愛好家たちの励みとなり、これからも、俳句への関心はますます高まることと期待しています。(完)


posted by 蕪村顕彰俳句大学事務局 at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際交流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月01日

「蕪村ゆかりの地巡るまち歩き」事業に人気! 〜5日間で定員満杯に〜

NPO法人近畿フォーラム21


蕪村生誕300年記念事業の今年最初の事業として、「蕪村ゆかりの地巡るまち歩き」〜天六から毛馬へ〜を、この3月16日(土)午後1時半から4時半まで、大阪市住まい情報センター主催、大阪市立大学文学研究科、NPO法人近畿フォーラム21共催で行うこととなり、
1月26日から ”住まい情報センターのHP”(クリックで詳細ページへ) に掲載して、参加者募集を始めました。

 
 ところが、募集後わずか5日後に、「20名の定員」が満たされたのです。誠に申し訳ございませんが、参加申し込みを締め切らせて頂きました。

 蕪村生誕300年記念事業を進める共催の立場のNPO法人近畿フォーラム21では、このように「蕪村ゆかりの地巡るまち歩き」〜天六から毛馬へ〜に人気が集まったことに大変喜んでおります。


 この事業は、江戸時代の俳人・画家として知られる与謝蕪村生誕の地である毛馬界隈の見所を巡ります。特に、毛馬公園、その中の蕪村句碑、旧毛馬第一閘門(重要文化財)と淀川大堰も見て回ります。
案内者は、大場茂明(大阪市立大学文学研究科教授らが担当致します。

 序でながら、どうか毛馬公園内にNPO法人が設置した講座「蕪村顕彰俳句大学優秀句の記念プレート碑」も、是非ご覧ください。

  ※  なお、当日参加者の皆さんに配布予定のコースを記載した地図を添付ファイルにて
     お送りいたしますので、ご確認いただければ幸いです。

posted by 蕪村顕彰俳句大学事務局 at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする