2012年06月16日

5期6月前半「講座」のご報告

                NPO法人近畿フォーラム主催
                   蕪村顕彰俳句大学 事務局
 

 第5期6月「俳句講座」は、暑さの増す季節の中で、これまでに2講座が開かれました。強い陽射しを浴びて輝く大阪城を眺められる受講室で、「俳句つくり」と「句会」が盛り上がりました。


◎6月11日 朝妻力講師による「講座」

 同講座では、先人俳人の「俳句」を参考にしながら、助詞の「て」はどの語を受け、どの語につながるのか、「句末」の「て」はどのような働きをしているのか、などの勉強会でした。
 助詞「て」の、わずか一語ではありますが、俳句では非常に大切な助詞であり、使い方にも重要な意味があることを学びました。
 この後「句会」が行われ、「梅雨」などを兼題に受講生から出された108句から受講生による選句が行われた後、朝妻力講師が全作品の論評を行い、特選句5句を選ばれました。
 朝妻力講師の次回の講座は、7月9日(月)の午後1時からです。


◎6月14日 立村霜衣講師による「講座」
 第2回の講座は、6月14日開講の立村霜衣講師の「講座と句会」でした。その講座の内容について、同席された「河内野」主要同人の堀江信彦氏に代筆して頂きました。下記に掲載させて頂きます。               
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 立村霜衣教室第3回(6月14日)は 「夏」一般を兼題として句会が持たれました。
<選者 霜衣 吟詠>
  夏潮の沖へ沖へとさらに濃く
  夏芝居とてちらし派手幟派手
  顔貌のまづ眼鏡より夏めきぬ
  日輪や斎庭明るき夏祓
  夏草やお山一つがご神体

 <選者 霜衣 特選句>
   ◆ ハンドルに夏手袋の細き指       高清
   ◆ 夏の風樽酒の香を撒き散らす      綾子   
   ◆ 夏草の丈と湿りにひるみをり      美江子
   ◆ 夏の蝶反り踊りつつ森の中       静香   
   首塚の供華に夏草束ねをり       冨士江
   ◆ 夏空や遠き五島も近く見ゆ         フミ   
   ◆ 風薫る天守を座右の講座かな       絹子   
     新しき風生る淵や蜻蛉生る       絹子
  
 句会後、霜衣先生より「比喩(直喩・隠喩)」について、就中「擬人法」について「ホトトギス巻頭句集」より例句を紹介しながらの講義がおこなわれ、有意義な講座となりました。
次回は7月12日。兼題は 「青」です。                          (堀江信彦 記)



    6月後半の講座は、6月27日の山尾玉藻講師による「句会」、 6月30日の浅川正講師による「小中高国語教諭講座」を開講します。よろしくお願いいたします。



posted by 蕪村顕彰俳句大学事務局 at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 講座内容 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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